■ ID
| 1484 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| 潜在作物生産性モデルGAEZの北海道での適用可能性の検討と改良
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■ 著者
| 田中朱美
北海道大学 高橋潔
(独)国立環境研究所 申龍熙
(独)国立環境研究所 増冨祐司
埼玉県環境科学国際センター 山中康裕
北海道大学 佐藤友徳
北海道大学
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 土木学会論文集G環境、Vol.68、No.5、I_237-I_248、2012 |
■ 抄録・要旨
| 現在気候下の北海道のコメ収量変動を再現するため、潜在作物生産性モデルGAEZの北海道への適用可能性評価および改良を実施した。改良前のGAEZでは計算対象期間の大半で北海道のほぼ全域で気温条件を満たさず収量がゼロとなり、耐冷性の強化によってコメ栽培が可能となった北海道にはそのまま適用できなかった。モデルの改良として(1)気温条件の緩和、(2)バイオマス計算論理の変更、(3)出穂日推定論理の追加、および(4)障害型例外の考慮を実施した。(1)に加え(2)、(3)、(4)を組み合わせることで再現性は大幅に向上した。特に障害型冷害の考慮と出穂日の推定が北海道の観測収量変動の再現性に大きく寄与した。
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